ここで、ブレイクです。
海外フェス記録の途中ですが、あまりに衝撃を受けたライブについて、現実だと理解するために書き残しておくことにします。
自分のための覚え書きなので、
Museが好きな方だけご覧頂ければ幸いでござります。
今期のJapan tourは、前ツアーに比べて日数が少なすぎて(自宅から徒歩圏内に来てくれたことはほんとーーーーーに幸せでしたけど)、「観れる機会あれば全て観る」と決めておりました。そこで初めての
サマソニ大阪→幕張も即決したわけですが、サマソニ直前に、なんと突然の
Zepp公演のアナウンス。。あまりに不自然なタイミング過ぎて、一体何が起こるんだろうと、普通ではないことはあらかじめ予想できました。
胃の痛い想いをしながらも、無事チケットを入手。
中に入れるだけでも、幸せだったのだ・・が。
(これがとれなかった時のことを想像すると、、、、)
入場時にドリンク代を払う、3000人も入らないハコ。
数年前には普通だった光景が、今ではめちゃくちゃ懐かしいというか、、、なんだこれ。
最近のMuseを観る時は、全体が見渡せるようにある程度距離をとることにしているが、それでもほどよく近く、珍しく視界の広がった場所を確保できて喜んでいると、、、ん?
ピアノがない。え?????
そこでまず違和感。これである程度、やる曲が限られてくるじゃないか・・いやいや、もしかして、昔のSunburnみたいにギターバージョンを披露してくれたりするとか????
緊張しながら、待つ事1時間ほど。
登場したマシューの、ツンツン頭と、なんだか懐かしい服装は、、、、、、、、
え、え、え、え、え、え、え、え、えーーーーーーーー
心の準備をする前に、聴き覚えのあるギターリフから始まったのは、先日のサマソニ大阪でついに聴くことができて感激したこの曲だーーーー!!!
★
Agitated
なんだこりゃあ!!!
いくら今期復活したレア曲とは言え、この曲で始まったセトリって、過去あったか!!??????
実は私にとってこの曲は、その昔コピバンをしていた頃から一度やってみたかったし、生で聴いてみたかった憧れの曲でした。それが大阪にて叶い、衝撃を受けていた所だったのに、、、違う、その時とまた何かが違う!
マシューのテンションが、あきらかに違う!!
マジだわ。
サマソニでは、さすがにこの曲の時は「??」な反応の人達も多かったように感じたけど、この日はむしろ絶叫でしたよね。タテノリ。
次に始まったリフは、、、、おいおいおいおいおい
★
Dead Star
あの、ライブバージョンのイントロだよ!!
前ツアーで聴けた衝撃の曲だったけど、まさか今期も聴けるなんてまっっったく想定してなかったよ!!(ちなみに私はジャケ違いの海外盤も、LP盤も持ってるくらいこのミニアルバム好きだったよ・・・)
武道館で聴いた時は、これまたびっくりのMicro Cutsアウトロとのミックスバージョンだったのですが、ついにフルで拝んでしまいました。
が、さらに追い打ちをかけらるように始まったのは
★
Micro Cuts
・・なんか、この辺りから、既に自分が2013年8月にいる感覚がなくなってきてました。。一体なんなんだ、これは?そう錯覚してしまう程、マシューの声にも違和感が全くない。いや、ある意味、さらに進化してる。。それって、すごくないですか。
バンドマンにはたまらない、あの印象的なアウトロ(ギターの音を左右に振るアレは、何度聴いてもほんっとにぞわぞわするね)まできちっと演奏してくれた所で、MCが入りましたよ。
「Japanese Bonus Track」
とおっしゃった後、始まったのは、、、
★
Futurism
CDで聴いたことのある、ベースイントロ。(昔、スタジオで演奏を試みた記憶が蘇る、、当時のベースくんが弾いてたよ、思い出したよ。)
この辺りからもう、絶叫というより「あっはっはっはっはー」と笑ってました。ショックがこうも続くと、笑いが出てくるのね。初めて知った。
10年ぶりの演奏ですってよ。
生演奏で聴くと、ここまで素晴らしい曲だったんだ・・・・・・・
これがボーナストラックで、良いんですか?
そして、、ここまで来ると、期待せずにはいられなくなったあの曲が、、、、
★
Fury
もう二度と生演奏されることはないだろうと思われる過去の曲でも、どうしてもライブバージョンが聴きたくて、過去の音源をさがしまくってひたすら聴いていた時期がありました。。(私のipod内のMuse音源、今も
1,300曲くらい入ってる。。)
おかげで、初めてライブで聴くはずの曲でも、イントロに入る前にマシューが出す音色でどれもこれも曲名を察してしまう自分にびびった。どんだけ好きだったんだ、、と笑った。
本当に、この曲が始まった時は、自分の耳を疑った。本気で自分が今どこにいるのかわからなくなったよ。
世界中にいるはずの、この曲のファンのこと考えてしまったな。
自分でも、どうしてこんなにこの曲好きなのかわからないんだが、Apocalypse Please同様、初めて聴いた時にぞわっと鳥肌たったのが忘れられない。でも実際に聴いたら、もっとおどろおどろしてるかと思いきや、なんて綺麗な………実は、色々なこと思い出して、ちょっと泣いた。
これに限らずだけど、Museの音楽はよく聴くとホントに
シンプル。この曲なんて、サビのメロディはリズムにひねりもなく、一音ずつ上がってくだけ。それだけなのに、、どーーーーしてこんなかっこいいんだ!!!
・・・異次元に飛ばされた所で、
★
Liquid State
はっ。どうやらここはやはり2013年だったようだ。
ここでこれを持ってくるのがニクイね。
私は好きです、この曲。
(しかしなぜマシューは絶対コーラスをしないのだろう。)
・・・・が、終わったところで、またくらった!!
★
Hyper Music
私はライブ直前、
「2000年のBlitzライブの再現やってくれないかなー」と冗談飛ばしました。このライブはHyper Musicで始まり、Yes Pleaseで終わっています。今ではもう絶対ありえないであろうそのセットリストは、、、、結局、後で振り返ってみると、かなりの曲数が実現していたことになる。
Hyper Music、、、、、、これはもう何よりもリズム隊のうねりが大好きな曲なんだけど、マシューも本当に楽しそうにステージ中を走り回ってました。こういう様子を観ること自体が、ものすごく懐かしいというか・・ 最近の彼らは、暴れているようでも冷静さも常に感じられたから、ある意味安定してしまってみえて、それが昔の彼らを知るファンにとってはどこかさみしくもあったように思うのです。
しかし、この日は、それがなかった。
彼らはいつでも、あの頃に戻れるのかもしれない。
何となく、今の彼らを誤解していたかも、と思った。。
昔のテンションそのままだけど、途中からクリスがボーカルをとる所で「あ、やっぱり”今”のMuseだ」と。オリジン再現ライブの時に映像を観て以来、生で聴いてみたかった。
もう、これ以上のぞんだらバチあたりそな感じだよね。
ここで、そういえばサマソニでは披露されたなかった曲が。
★
New Born
ピアノのないステージ、やはりイントロの鍵盤はモーガン。
マシューはハンドマイク。←これずっとやりたかったんだろうなあ、と今期ツアーでとても思った。
ちょっと落ち着いたと思いきや、ここでまた来たーーーーーーー
★
Yes Please
私の中では、この曲聴くといつも青髪を思い浮かべてしまうのだが、、これも大大好きな曲のひとつ。サマソニでも聴けたが、やっぱりこの曲はこんなハコが似合う気がする。最前列の方では、色々なやりとりが繰り広げられていた模様。私はとにかく首振ってたと思う。
この後、(今の)おなじみナンバーが続く。
★
Uprising
これはもうないと始まらないか。気持ちいいよなあ。
★
Time Is Running Out
まさかの、ギターチューニング前のドムフライング。
昔はあったね、曲が始まってからチューニングしながら歌うとか。アンコールでベースのチューニングが全然違ったこともあったっけな。そんなことさえ、微笑ましくてうれしかった。
★
Plug In Baby
すっかり定番化したこの曲も、この日は何だか違って聴こえた気がする。この曲の構成は本当に素晴らしい、と思う。シンプルなのにね。。
ここで、ステージ暗転。・・まだ続くよね?とドキドキしていたら、
暗闇から、何やらおかしな生き物が出てきたのだ。
タコ??
そして、流れ始めたのは、まさかのアレだった!!
★
What's He Building In There?
トム・ウェイツ!!!まさか今日、これを聴けるなんて、一ミリも想像してなかったよ!!!!
でもなぜタコ??何が一体始まるんですか????
(ところで、Hullabalooの2枚目の0曲目を聴いたことない人も、もしかしたら今はいるのかもしれないね・・?)
ここで、衣装を着替えて登場した3人の姿を観て、次の曲がわかりました。
★
Panic Station
なるほどーーー。PVの再現を日本でしちゃうんだ!
これは楽しすぎる。もう完全にパーティーだ。ステージ上には、どっかで観たような怪獣や妖怪もどきなどのモンスターオンパレード。それぞれ、ダンスをそろえず各自好き勝手にのってるとこも最高。しかし皆さん、暑かったろうに。。
ここからは、ダンスフロアと化しました。
★
Supermassive Black Hole
マシュー対タコが頭から離れません
★
Can't Take My Eyes Off You
うわーーーーここでまた聴けるとは!!武道館以来。この曲も、他国ではあまりやったのを聞いたことないですが・・いい曲だね、改めて。ステージはさらに賑やかになり、ついにフィナーレ。
★
Starlight
そういえば、ベルギーで観て来た
Werchter Boutique Festivalも、この曲がトリでした。
本当に名残惜しかったし、ありがとうとメンバーに心から言いたかったけど、ハコのライブらしく短めの時間で終了。
・・・終わった後、魂が浮遊してて、確かしばらくガンダムを呆然と眺めてた記憶がありますが。そうだ、Charlesロボはどこに今いるんだろ、ここに並んでてほしかったなー・・・とか、ようわからないこと考えてたような。
・・こういう記録を書いたのも、一体何年ぶりだろか。。
そんな気力まで出てしまう程、この日の記憶はあまりに衝撃でした。
正直、まだ現実と思えていないけど。
またいつか、こんなライブを観ることができるんだろうか?
元々私は、Museについてはステージ上にメンバーと楽器と照明だけのライブが一番好きで、どんどん演出がすごくなっていくことに抵抗を感じてた時期もあったけど、今期ツアーを海外でも観て、その演出の仕方や彼らの想いにちょっと感動して、こういう形もいいなあと素直に思った所でした。
でもこの日、実は途中まで、バックに演出が何もないことに気づかなかったくらい、彼らのライブの迫力に圧倒されてた。やっぱり、彼らの根本はなーーんも変わってないや。
あ、それと、あまりのショックで映像も写真もなーんも残せませんでした。
勢いで書きなぐった記録、一応、アップしときますね。。
せっかくなので、これ貼っとこか。
それにしても、一体、このライブの為のリハはいつしてたんだろか。。
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