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Hyper Chondriac Music

雑記帳にしたいのですが、きっと偏る予感がします。 音楽ネタが多くなりそう。

選択したカテゴリーの記事一覧

【注】この記録は2018年9月当時のもので、現在とは状況が異なる部分も多いと思われます。
情報求めてこられた方は、くれ災害ボランティアセンターのページをご確認ください。


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二日目、今回の帰省目的の日。
人生初の「災害ボランティア」に参加しようと、朝9時頃に呉市役所へ向かいました。

事前にfacebookの「呉災害ボランティア募集ページ」を確認していた所、一昨日・昨日と雨天中止となっていたのですが、運良く今日は快晴!
ただ、久しぶりにめちゃくちゃ暑くなりそう。。

活動内容はほぼ「土砂かき」とのことで、自分の体力でつとまるのか、事前準備はどこまですべきなのか、足引っ張るくらいなら交通費分も募金した方が良いのでは、、
悶々と迷っていた時、先に呉に帰省して様子を知らせてくれた従妹が
「できるなら私もボランティアしてきたかった」
と言ったのを聞いた時、吹っ切れました。

ああ、私の世代は自由がきかない人たちがいっぱいいるんだ、、自由な私が行くのを迷う理由は、ただ不安なだけだと。

そこで、事前にボランティアセンターに問い合わせた所、

・センターでの仕事もあり、その日の体調で「出来ること」をやってもらえればよい
・基本は服装など自分で準備してもらうが、足りないものは備品もある

など、丁寧に教えて頂きました。

また、既に現地で活動された方々がブログにアップしてくれたものも参考に。
(そこで、私も今回書くことにしたわけですが...遅すぎた感)



到着すると、既に数十人のボランティア志願の方々が並んでいました。
何度も参加されている方もいらっしゃれば、初めてという方も多い模様。
まず受付をして名前や連絡先などを記入し、数名ごとにチーム分けされ、その中で経験者の方がリーダーに任命されます。
ある程度の人数がまとまった時点で、その日のボランティア先までバスで出発。

・・の前に、予想以上に備品がズラリと準備されており、「これもっていって」「これもどうぞ」と、熱中症対策の水や梅干し、防塵マスク、栄養補助食、軍手、冷えピタ、なんと首にかける扇風機なども。



長靴も、サイズが合えば貸し出していただけるようになっていました。
あまりの待遇にびっくり、、ボランティアと言えば全てが自己責任というイメージでしたが、災害から時間が経過し、ボランティア受け入れ態勢が整ってきた所だったのでしょうか。

水は500mlのペットボトルは準備していましたが、ここで追加2本持っていくようすすめられ、結果的に命拾いしたという。。
(この日、日中は30℃を超す猛暑日になりました。)

もちろん、基本的には”自前が原則”だと思います。
でも、未経験者は準備の仕方についても不安だと思うので、まず問い合わせてみれば安心かと思います。


この日の派遣先は、音戸地区。
音戸で被害が出ているという情報は、関東では聞いた記憶がなかったけど、、
実は、現地でさえ報道されていない地域だったことを後で知りました。
報道で取り上げるのはほんの一部に偏ること、知ってるつもりだったけれど改めて思い知る。
これが、「現地で自分の目で見る」ということなんだと。

同じチーム内のもう一人の女性が同世代の方で、バスの中で色々とお話しました。
既にお子様が高校生で、時間にはゆとりあるから参加したと。これが三度目と。
呉にお住まいの方でしたが、現地でもやはりボランティアへの参加については温度差があると、、、近かろうと遠かろうと"意識"ってそういうものなのかな?と。



着いた先は、民家ではなく、瀬戸内海からすぐそばを流れる水路のある道路。
そこにたまって水の流れを止めている土砂をかきだし、砂浜へ集めていくのが本日のミッションでした。

この景色だけ見ると、なんて穏やかな。


準備されているのは、小さなバケツとシャベル、荷台。

先に到着していたチームと合同で行い、最初は各自が水路に入って土砂をバケツで地上に上げていこうとしましたが、予想以上に重くて腕が疲れるし、非効率。

そこで、各チームのリーダーが会議し、全員でバケツリレーをしてみようということになりました。

ちなみに、ボランティアできる時間はきちんと決まっており、10分ごとに休憩はさむのも必須。
看護師さんも派遣されており、健康管理は厳重になっていました。
限られた時間の中で、どこまで成果を残せるか。
・・これ、会社の仕事と同じじゃないか。

リーダーが決まっていることの意味を、ここで知りました。
ボランティア活動って、チームワークなんですね。
引っ張る力のあるリーダーがいると、進みがとてもいいそうです。

力のある男性が水路に降り、等間隔に並んで海まで列を作る。
重くなりすぎない程度に土砂を入れたバケツ(←これ重要)をリレーで海まで運ぶ。
女性は地上で待機し、海側から戻ってきた空のバケツをリレーで元の場所に戻す、、というループ。

この日は、この作業を10分刻みでひたすら続ける活動となりました。
これなら私でもいける!・・と思ったものの、開始後まもなく汗がだらだら落ちてきて、マスクもぐしょぐしょ。
日差しが非常に強かったので帽子を目深に被り、首に巻いていたタオルで汗をふきふき。

最初は、休憩時間は雑談に花が咲くも、だんだんと皆さん口数も減っていき、、
お昼は、昨日買ったビッグなコッペパンでエネルギーチャージし、休憩はきちんととりつつ、作業を続ける。
しかし、土砂は一向に減る気配なし、、、
ボランティアも、少しでも目に見える成果がないと士気が下がるとのことで、リーダーさん達も色々と案を練る。
数メートルでもきちんと進めようと、ひたすら頑張りました。

結果、、




最後までは終えられなかったけど、結構進みました!
(開始前の写真を撮り損ねたのですが、最初はここに土砂が溜まってたのです)
続きは、翌日以降のボランティアさん達にバトンタッチ。


帰りのお迎えバスに乗り込むと、地域の自治会長さんがお見送りに来て下さいました。
笑顔でお話を始めた会長さんが、、、「今は笑顔で話せるようになりましたが、そうなるまでに時間がかかりました」と、おっしゃった瞬間、涙目に。
私たちもその一瞬で、これまでの時間の長さと残酷さを悟り、、

この日、お手伝いできたことは本当に本当にささいな一部だったと思いますが、自分にとっては大きすぎる数時間でした。

自分の住む地域にもし同じようなことが起きたら?
家に土砂が流れ込み、ある日突然住めなくなったら?
それに対して、国は何の補償もしてくれないと知ったら?
土砂をかきだしても、住める補償もなかったら?

他人事には絶対に思ってはいけない。
教えていただきました。


休憩時間中、すぐそばの民家があった場所を「見ておいてほしい」と案内していただきました。

絶句しました。



目の前に土砂、、というか岩が崩れおち、ここが普通の道路だったといわれても全くわからない。
見上げると、ほんのわずかな差で生き残った民家もありますが、そこでまだ高齢者の方が一人暮らしをしていると聞き、、道路もない状態で、どうやって生活しているのか。


関東の人たちにも共有しなければと、ここなら良いという場所を撮らせて頂きました。

今、あの場所はどうなっているかな・・
数か月たって書きながら、とても気になります。


市役所に戻ったのは16時頃。
宅配のお寿司屋さんからの差し入れのお稲荷さんを頂き、ここで解散。
今回一緒に活動したメンバーさんの中には、関東からの参加者も数名いらっしゃいましたが、なぜか全員同じ県民だったという。
呉にいながら、方言のない会話をするのは不思議な気分でした。

今回仲良くなったメンバーさんがご厚意でホテルまで車で送ってくださり、また会えたらいいねとお別れ。

お稲荷さん食べて脱力した後、せっかくなので「大和温泉物語」へ行ってみました。
なんと、”ボランティア参加者に対して入浴料無料サービス”をずっと続けてくださっているというのです。
期間は「ボランティアさんが一人もいなくなるまで(=その必要がなくなるまで)」



大和ミュージアムのすぐそばにありました。



この施設がすごかった!見たことないような温泉風呂がいくつも並ぶ。
シナモン風呂までありまして、このおかげでかなりHP回復したと思われます。
本当にありがとうございました!!

他にも、割引してくれる飲食店や、ホテルや。
(私がこの日泊まったホテルもその対象だったことを後で知りましたが、ネット決済で予約していると対象外になってしまうと。。。費用考えると惜しかったけど、お金使うことも目的だったからまあいっか。)

なんだか、、何かをいただくために来たはずではないのにと、申し訳ない気持ちにもなりつつ、それだけ人手不足だということを痛感したのでした。

その後、駅前のゆめタウン(こっちで言うイオンみたいなイメージかな)に寄り、夕食調達がてら散策。

予想を超えて、スーパーマーケットコーナーは赤ヘル一色であった。
(セリーグ優勝間際でしたから、、)
カープのコラボ率の高さは聞いてたが、、、、、、、基本、全部カープ





まさかのスカルプDまで、、



皆さん自身も大変なのに、これは、、、
私たち関東人はなにやってんだろう。



呉激推し中のゆるキャラ?「呉氏」グッズがあちこちに。



おっと、すずさんともコラボしてました。。




さすがにこの日は、ぐったり。
ホテルに戻り、叔母から昨日いただいたカープ酎ハイを一缶だけあけて、即酔って寝ました・・zzzZz





つづく。




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プロフィール

HN:
Chihare
性別:
女性
趣味:
ライブ鑑賞、演奏
自己紹介:
音楽好きです。
3ピースバンドが大好物。
現在組んでいる3ピースバンドでは太鼓係。
激動の2014年により人生観崩壊中。

Favorite bands : Muse, Dizzy Mizz Lizzy, The Rasmus, The Wildhearts......

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