さあ、いよいよ旅も佳境である。
MUSEに会いに、一昨日通過した
Leuvenへ向かう!!
・・と、私はきっとここで、油断したんだなあ。
オランダでの移動に比べて、距離も近いし間違うわけがない、と。。
Bruxelles Central駅から、事前に調べておいた(つもりだった)電車に乗り込んで、30分もかからずLeuvenに着く・・・
はずだった。
乗り込んですぐ、検札官が切符確認に来た。
見せた瞬間、検札官のおじさまは「あーあ、やっちゃったねー」という顔で、
「この電車はLeuvenには止まらないよ」と一言。
・・なんですってーーーーーーーーーー
「じゃ、次の停車駅は??」
「Liege」
瞬間、固まった。
うおおおおおーーーーーーー1時間non stop!!!!
・・はっ、これもしかして、違反切符切られる?罰金???
と頭パニックでボーーゼンとしてる間、おじさまはカチャカチャと機械をいじっている。動揺してる私に、何やら印字された紙を手渡して説明してくれた。ん?どうやら罰金ではなく、事情をすぐ察して折り返し切符を発行してくれたぽい・・?
フランス語で書かれた紙を後で必死で解読した所、Liege12:36発の電車に有効、みたいなこと書いてある。
もう、じたばたしてもしょーがないので、大人しく一時間。
HeerlenからBruxellesへ向かう途中、通過した記憶のあるLiege駅着。
ここで、折り返し電車を数十分待つ。。
本来なら、ここも観光地なのだ。悔しい。次回はその為に来てやる!!と、せめてもとホームから見える景色を撮ってみたり。。
折り返し電車を誤ったら最後だと、今度は慎重にホームにいた女性に乗るべき電車を確認してみる。ご親切に、一緒に時刻表で確かめて下さいました(T T)
(意外と、Leuvenに停まらない電車が多い事をここで知る・・)
ここは結構大きな乗り換え地点なので、ホームもいくつもある。電光掲示板で電車到着ホームを確認してる間、フクロー発見。このコに会いに来たことにして自分をなぐさめたり。
さあ、到着5分前になったので、重い荷物を引きずってまたホームに上がる。
・・・・が。
なんだろう、、、このイヤな予感。既に止まってる電車がいるけど、これじゃないと思うんだよね。。?なんで?直前に次の電車が来るの??
その時、フランス語のアナウンスが聴こえてきた。
何?何か、違うホームの番号言ってない???
なんと、数分前に到着ホーム変更のお知らせ!!
電光掲示板の意味なし!!!!!
私はまだ、足が痛いのですよ。しかしそんなこと言ってられませんよ!!重ーい荷物を引きずって、思い切りダッシュで階段かけ降り、正しいホームにかけ上がり、出発のベルが鳴っている電車の車掌さんに向かって手を降りながらダッシュ!!
飛び込んだ瞬間、ドアが閉まりました。
なんで私、異国で日本でもやらないような駆け込み乗車やってんの???
ここで、足がほぼ崩壊しました。
ほんとに、こういうの、こっちでは多分日常茶飯事なんだと思う・・・。
こうして、1時間半のロスを経て、やっとやっとやっと、Leuvenに到着
(半泣きである。)
ここからまた、Werchterへの向かい方を確認しなければならないんだなー・・と悶々としてたら、すぐに飛び来んできた案内板。うわ、ここは親切♪♪
一気に、実感がわいてきた。現地に来たのだ、ついに・・!!
駅前はこんな感じ。
まずはホテルに向かうのだが、、、
この旅で一番心配だったのが、このLeuvenでのホテル。
地図で見る限り、駅から最も遠いと思われるのだ。
Leuvenに来たのは初めて、どんな街かも全くわからないし、帰りの夜道は大丈夫なんだろうかと・・・でも駅近くのホテルはどこも埋まってるか高額で、選び様がなかったんだよな。
地図を見ながら、痛い足引きずって荷物ゴロゴロ。
(石畳はほんと疲れるよー)
ホテル自体は、中心地にあるらしいのだが。
10分は歩き続けたかな、、、急に目に飛び込んできたのは、おお!!
素晴らしいーーーーー!!
グランプラスにも劣らないくらい、豪華な美しい建物が並ぶ広場に出ました。ここでテンション上がってしまった。ここが市庁舎らしい。こんな市庁舎、日本にあったらとんでもないな!
細工がめちゃくちゃ細かい!
この広場までは来たが、ホテルの方向がいまいち地図でわかりづらい。。(方向音痴です。)
その時、男性が「May I help you?」とさわやかに声かけてきました。一瞬、迷えるアジア人を騙しに来たのだろうかと身構えるが、どうやら観光客の案内人だったらしい。ホテル名を伝えると、すぐに方向を教えてくれました。Merci...m(_ _)m
この先に進むと、
ありましたー!
本日のお宿、
Ibis Leuven Centrum Hotel着!
うん。やっぱり、結構遠かった・・・
これ、深夜に迷わず帰ってこれるかな・・?と不安になりつつ、道は簡単だったから後は治安が良いことを祈るしかない。ホテルは恐らくこの旅で一番綺麗で、やっぱり駅から離れるとお値段の割に良いとこになるんだなーと実感。ま、いっか。
足が死んでるので、少しここで休憩した後、いよいよ”夕方フェス”に向けて出発!!
・・の前に、夜に戻った後のための食料調達。24時間のコンビニなんてありませんので。
お隣に小さなカルフールがあったので、水と軽食と、、
全くのめない私だけど、最後の夜くらい祝杯を!と、初のアルコール調達。
やっすーいお値段で普通に売ってるのですね、ベルギービール。(昔住んでた頃は、小学生でしたので、、、、)
ホテルそばにあったこのお店、見覚えあるね。
実はベルギー発のお店だったりします。
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