2015年になりました。
去年の元旦は、亡くなる前に母が予約していたお節料理が3段重ねでどーんと届き、表面上お正月はないながらも、父&弟と三人で三日間かけて頑張って食べ切った記憶が鮮明。
あれも、今となっては良い思い出。
今年は、弟と二人で迎える元旦です。
本日は父の四十九日ということで、お墓参りからのスタートになりました。
毎年友人のお墓参りにも行っているので慣れてるものの、年始は大晦日から神社で待機して初詣をするのが通常だったので、元旦から霊園に行くのは人生初。
ただ、事前に霊園の事務の方から「元旦にお参りくる人は多いんですよ」と伺っていたので、ちょっと新鮮な気持ちで行ってきました。
・・が、自宅出発直後、気づいてしまった。
お線香、忘れた。
もちろん、火も忘れた。。
お参り慣れてるはずなのに、どうしてこういう時に限って・・。
ついでに、お花もちゃんと駅で買えるのか不安だった。
霊園の事務所、今日は閉まってるのです。
(お参りの人多いのに?)
お線香は相当数うちにあるのになあ、、もったいない
そしてやっぱり、いつものお花屋さんも今日は休み!
あわてて開いてるお店を探して、バスに乗り込む前に何とか一通りそろえて出発。
バスも元旦ダイヤ、、ああ本数少ない。
【
教訓】元旦のお墓参り、ハードル高し。
ようやく霊園に着いたとたん、、おおお。
ほんとだった。
駐車場が結構にぎやかではないか!
親戚そろっていらっしゃってる方々が多いのかな。
ちなみに今日は、
激寒でした。
見晴らしの良い霊園に吹き込む風は、すさまじいです。
(このお墓建てた頃は真夏で、直射日光で父倒れそうになってたな、、)
かじかんだ手で、お線香にライターで火をつけようとしたが、、、、、
つかない。
そもそも、ライターから火が出ない。
風のせいか。やばい。
と、そこに、すぐそばにいたご夫婦が
「それじゃ絶対つきませんよ、どうぞ」
と、チャッカマンで点火しに来て下さいました。
おおおおお、、、、と感動して「やっぱりチャッカマンの方がこういうとこでは良いんですね、、」とつぶやいたら、「チャッカマンというか、これ、お墓参り専用なんですよ。便利ですよ、100均で売ってるんですけど。」とな!?
お墓参り専用チャッカマン!?
多分、近々探してきます。
ありがとうございました、、ほんとに助かりました
その内、そばにいた複数のご家族が皆寒い寒いと退散して、私も帰ろうかなと思った時、同じ並びにあるお墓にふと目が行きました。
前に来た時、お墓の形がとてもかわいくてつい刻まれたメッセージを読んだら、お子様のお墓であることがわかりました。
"享年十歳"と書かれていました。もちろん、刻まれた名前はまだ一人だけ。
そのお墓には、来る度に必ず、活き活きしたお花が供えられているのです。
今日も、既に新しいお花が沢山供えられた後でした。
じわっと来ました。
そうだよね、会いたい人がここに眠ってたら、真っ先に会いにくるよね。
元旦だからこそ、尚更。
年始にお墓参りに来る人が多いこと、ものすごく納得しました。
というか、今後はこれが私の定例になる予感がしました。
せっかく、行ける距離にお墓建てたんだからね。
広島の祖父母のお参りにも、今年こそ絶対に行きたいと思います。
去年は身動きが全くとれなかったから。
・・余談ですが、お墓も形、色、石の素材、文字等、色々とありますよね。
私は去年、お墓を建てる所までずっと見ていたおかげで、やたら知識が増えました・・。
霊園によって、様々な形のお墓がある所もあれば、形を統一している所もあったりで。
霊園を選ぶ時も、いくつか見学して比較しましたが、景観が全く違います。
ほんとに、ちゃんと比較して選んだ方がいい。
我が家のお墓のある霊園は比較的新しく出来た所で、従来の縦長タイプ(だいぶ減りつつあるようですが)ではなく、コンパクトな形に統一されているので、見渡しがとても良いです。(だから寒いのか)
お墓の値段も、石をどれだけ使うかによって大きく変わるようで・・縦長タイプが最も面積が大きくなるそうで、それが減ってる理由にもなってるとか。
石はほとんど国産はなくなってきているそうで、国産だと激高になるとか。
そもそも、お墓を建てるかどうかの段階から家族で結構話し合いましたが、結局、私が「ほしい」と言ったのが決め手になったような気がする。
なぜか、落ち着くんです。霊園にいる時って。
今年は、両親がいなくなって初めての年になります。
良い年にします。
絶対に。
今日、約束してきたからね。
[0回]
PR
この記事へのコメント