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毎年この季節になると、広島→祖父母→呉の風景を連想して懐かしいというか、せつなくなります。
少し前の話になりますが、「アルキメデスの大戦」を観てきました。
ここ数年、関東にいながら「呉」の話題を目にする機会が多く、不思議な気持ちになります。
というより、呉は”戦争“と深いつながりがあったことを、改めて思い知らされているという感じ。
これからご覧になる方もいると思うので、映画の内容にはあまり触れませんが・・
実は観る前は、”史実を基にしたフィクション”と聞いていたので、事実と混乱してしまうのがこわくて迷ったのです。
が、観て本当に良かった!
去年の7月、西日本集中豪雨の被害を受けた地区で一日だけボランティア活動した際、帰る前に数年ぶりに大和ミュージアムに寄りました。
この映画を観て、改めてあの時に再訪しておいてよかった!と。
大和ミュージアムは、戦艦大和だけではなく、他に沢山存在していた戦艦の歴史や模型も一度に観ることができる非常に貴重な場所です。
この映画の中で取り上げられる長門(ながと)が、くしくも去年、大和ミュージアム内で特設会場を使って取り上げられていた戦艦だったのでした。
正直、それまでは大和以外の戦艦の歴史をきちんと追ったことがなかったので、強く印象に残っていたのですが、まさか翌年にこんな形で思い出す機会が来るとは。
アルキメデスの大戦をご覧になった方、これからご覧になる方、いつか大和ミュージアムに行ってみて頂きたいです。
大和だけでなく、長門がどんな運命をたどったかも知ることができます。
恐らく、この映画を観た人の多くが同じ感想を持つのでは。
冒頭の数分間のシーンと、ラストシーン。
眼に焼き付いて離れなくなります・・
戦争はこわい。
この気持ちだけは、毎年何度でも何度でも思い出さなければ、と思う。